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K-G圧入工法の相違点 - ケーソン工法をよりハイレベルに -
ケーソン天端に圧入装置(油圧ジャッキ)を設置し、ケーソンの傾斜を修正しながら、沈設を行う。圧入装置はテンションバーを介したPC鋼への緊張なので、他の圧入工法と比較するとPC鋼そのものへのストレスは軽減され、油圧ジャッキの性能も十分に発揮できる。また、同工法は太径の鋼線を利用できるので、1本あたりの引張強度を上げるとともに、鋼線の伸び軽減にも役立っている。これにより、装置の設置台数も削減できることに貢献している。
ただ、加圧装置とジャッキが一体装置のため、ユニット当たりの重量が大きくなる。しかしながら、これについては施行性と経済性を向上させる為であり、架け払い作業やテンションバーの接続介助が容易になる点で工数削減、安全性を向上している。
圧入装置 及び 圧入力伝達装置
圧入装置の仕様
圧入装置は、1基で最大3000kN(300tf)の荷重をケーソンに載荷することが可能です。シップルな構造のため現場でのメンテナンスが容易に行えます。